
2016年3月9日(水)に、PwCあらた監査法人、サイボウズ株式会社と共同で、 『介護と仕事の両立に向けた組織の構築~企業における「介護離職リスク」への 対応~』と題したセミナーを開催! 日本橋の新たなランドマークとして注目されている東京日本橋タワーにある サイボウズ本社にて実施いたしました。サイボウズ社といえば、オフィスデザイン も非常に個性的で有名です。
今回、『介護離職』という旬なテーマであったこともあり、 人事部の方を中心に多くのお客様にご来場いただきました!
まず、PwCあらた監査法人の江原マネージャーより、 行政が提示している介護離職の実態、制度全般について解説。 その上で、同社で実際に行った介護離職対策の実例を紹介しました。
同社では介護と仕事の両立に悩む社員に対して一人ひとり丁寧に 面談を実施した結果、介護離職のリスクに悩む社員が事前に想定しているよりも 多く在籍していた事が発覚。 ファーストステップとして、このリスクをきちんと可視化しておくことが 実効的な施策の検討や展開につながると締めくくりました。
次に、gCストーリー株式会社常務取締役の萩原より、介護離職リスクの把握方法や、 当事者が初動までに何をすべきかについてお話をさせて頂きました。
社内における介護離職リスクを把握するにあたっては、面談やアンケート等 手法は様々で、社員の本音を引き出すと同時に、介護について考えるきっかけを いかに与えることが出来るか?がポイントになります。 そういったタイミングに有用となるgCストーリー提供サービス「マモリア」の 介護離職アセスメントサービスについても、合わせてご紹介させて頂きました。
また、講演後半では、厚生労働省の助成金についてもご紹介。こういった助成金を 活用することが実際に介護を行っていく上で助けとなり、それを事前に把握する ことがとても重要、と解説致しました。
サイボウズ株式会社社長室野水フェローより、サイボウズ式働き方革命について 紹介頂きました。 同社が提供するkintoneなどのグループウェアを活用した働き方の事例の紹介を 通して、働き方の多様性を阻害している最大にして唯一の要因が「紙」である という事実を力強く語って頂きました。
また、同社のユニークな人事制度をベースに企業の環境作りについても解説。 働き方の多様さは介護離職のリスクマネジメントだけに関わる問題ではなく、 最終的に社員がパフォーマンスを発揮できる環境づくりをすることが重要と解説。 経験をベースにお話しいただくことでとても説得力のある内容となりました。
社員の介護離職をチェックする「介護に関わるアンケート」は
こちら
から詳細をご覧になれます。